温井恵里香オフィシャルブログ アーカイブ 2014
2015年
1月
16日
金
新年のご挨拶と月のお話
皆様 明けましておめでとうございます。
早いもので1月ももう半ば ホームページにお越し頂いた方にご挨拶もせぬまま半月余りがすぎてしまいました。
歌い手にとっても年末年始は繁忙期 多くの行事にお声を掛けて頂き目まぐるしい日々が続きます。新年の行事はまだ残っておりますが 少し落ち着いてまいりましたので取り急ぎご挨拶申し上げます。
さて 2014年元旦の夜は新月で幕を開けました。新月というのは月と太陽が重なった時 夜空には月が出ていない状態を指しますが現代的な定義では陰暦の朔(さく)と同義であるとなっています。
朔の瞬間を含む日を朔日といい 朔日を月の始まる日「1日」とする。月の始まりは「月立ち(つきたち)」が転じて「ついたち」と言うため 朔日は「ついたち」と訓読みし 「朔」だけでも「ついたち」と読むそうです。
新月の日は新しい物事を始めるのに良いとされています。今年はまさに1月の1日が「月立ち」でしたが 驚くことに朔の時間は20:14だったということです。
ただこれは陰暦と太陽暦をないまぜにしたドラマチックな数字の偶然ですが 月を基準としていた陰暦ではありえなかった 満月や新月の晩がひと月に二度訪れるということが 太陽暦では希に起こるのです。
そして 1月にはもう一度新月の夜があります。次回は1月31日 今年の旧正月ですね。
お忙しくおすごしで 元旦に今年の目標を立てられなかった方々もこの日にあらためて考えてみてはいかがでしょうか。私も
新しい何かをこの日から始めてみたいと思います。
それでは皆様 今年もどうか宜しくお願い致します。
温井恵里香
2014年
10月
05日
日
ティアラこうとう開館20周年記念コンサート『ウィーンを彩った音楽家たち』
本日は台風接近による悪天候にもかかわらず沢山の皆様にお運びいただき、誠にありがとうございます。
この度は大ホールでオーケストラをバックに歌わせて頂きました。亡き恩師、布施隆治先生はいつも最上階の中央で観ていてくださったのを思い出されます。そのときいただいた厳しいご指摘とちょっぴりのお褒めを糧に精進してまいりました。
そして今日、歌い終わった後に頂戴したのはお越し下さった方々の温かいお言葉やメールでした。ホールの玄関で出演者の方達とお客様をお見送りして雨の激しさに驚くとともに、皆様に感謝の気持ちで一杯になりました。
これからも精一杯歌ってまいります。どうぞよろしくお願い致します。
温井恵里香
2014年
4月
19日
土
Prima prova
遅ればせながら4月11日のプロムナードコンサートにお越し下さった皆様 ならびに関係者の方々にあらためて御礼申し上げます。
初めての和装で 初披露の曲もあり 期待と緊張で胸踊らせて皆様の前にたちました。当日は天気にも恵まれ多くのお客様にお運びいただき本当にありがたく感じております。
花にまつわる曲をメインに 春を感じていただこうと思い"花々にかこまれて"と題しました今回のコンサートでしたが 恐れ多いことにこの度もたくさんの花束を頂戴してしまい 終わってみれば一番花々にかこまれて幸せな気分になっていたのは私自身だったのかもしれません。
"花々にかこまれて"の花々 イタリア語ではDei Fiori(デイ フィオーリ)は私の恩師 故 布施隆治先生の門下生の総称です。
僭越とは思いますが 音楽教室の名前にもつけさせていただいております。いつも布施先生が私の心の中にいて きびしく暖かい眼差しで戒めてくださいます。 その名に恥じぬようにこれからも一層精進してまいります。
これからも どうぞよろしくお願い致します。